Depot

Depot Boijmans Van Beuningen

オランダ、ロッテルダムにある Depot Boijmans Van Beuningen (デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン)。設計はオランダを代表する建築事務所MVRDVを率いるWiny Maas。ここは現在改装中であるBoijmans Van Beuningen美術館の保管庫として計画されたが、単に閉じられた倉庫ではなく、世界初の一般公開された収蔵庫となっている。街の公園内に配置される建物は設置面積を最小限にするというロッテルダム市の要望のため、お椀型が採用され、また名称のDepotも英語で「倉庫」、オランダ語で「大きな釜」という意味も兼ねている。特徴的な外壁はミラーパネルを使用し、街並みや背景が映り込むことでこの突然現れた奇妙な建物が周知に溶け込み、存在感をかき消すことに成功している。建物内には絵画、彫刻、家具、陶器、服飾など様々な貴重な美術品が厳密な温湿度管理と共にガラスケースに保管され、一般の人はその一部を見学することができる。内装は近未来的で一見、入り組んでいるように見えるが、それは見る人に探索する楽しさを与えている。屋上はフラットな空間に様々な木々が植えられ、自然と一体となった気持ちの良い空間を創り出すという試みがなされている。現在、一般見学は予約が必要だが同時に無料のガイドツアーも行われおり、ただそちらは定員に限りがあるので早めの時間に訪れることをお勧めする。

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ソーク研究所

Salk Institute for Biological Studies  (ソーク研究所)

サンディエゴにある生物医学を専門とする Salk Institute for Biological Studies (ソーク研究所)。ルイス・カーンによる設計でその佇まいは幾何学的な直線で構成され、まるで近未来の映画のセットのよう。中まで入りたかったが鉄壁のガードに阻まれて外側から撮影したが、ところどころ木材が使われていたり、目の前の美しい海岸という立地を最大限に生かした設計により研究所という冷たさを感じさせない。

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Berliner_Philharmoniler

Berliner Philharmoniker

世界的に有名な Berliner Philharmoniker (ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)。制作はドイツ人の建築家、ハンス・シャロウン設計のコンサートホールをモチーフとし、組み合わせた五角形はそれぞれ人、音楽、空間を表しているという。おそらくダイナミックな動きを与えるためにランダムな角度で形作られている。ブランドカラーの黄色も効果的。

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Fondation Louis Vuitton

Fondation Louis Vuitton

パリのブローニュの森近くに鎮座するこの建物は、フランク・O・ゲーリーの設計によるルイ・ヴィトン財団美術館「 FONDATION LOUIS VUITTON 」。コンセプトは「フランスの深い文化的使命感を象徴する壮大な船」ということで外観はヨットや帆を思わせる形状が美しい。内部には初期のスケッチから材質の展示、建物に合わせた現代美術などが展示されている。

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ユダヤ人歴史博物館

POLIN Museum of the History of Polish Jews (ポーランド ・ユダヤ人歴史博物館)

ワルシャワにある POLIN Museum of the History of Polish Jews (ポーランド ・ユダヤ人歴史博物館)。1995年にユダヤ歴史研究所の提案で発足した建設プロジェクトで設計はフィンランド人建築家ライナー・マフラマキ。エントランスからメインホールにかけて波打つ高い壁はポーランドとユダヤ人の歴史の亀裂を象徴するものらしい。外側の壁にはラテン語とヘブライ語でPolinという文字が連なり、ポーランド人としての誇りを感じる。ロゴマークもシンプルで秀逸。

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オスロ・オペラハウス

Oslo Opera House  (オスロ・オペラハウス)

オスロの港にある Oslo Opera House (オスロ・オペラハウス)。ニューヨーク世界貿易センタービル跡地「グラウンドゼロ」などの業績で知られるノルウェーの建築設計事務所スノーヘッタによる設計。外観は自然からインスピレーションを得た氷山を模した形状で内装にはオーク材が多く使われている。大理石が敷かれた屋上からはオスロの街並みや港が見回せて気持ちのいい空間となっている。

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アストルップ・ファーンリ現代美術館

Astrup Fearnley Museum of Modern Art (アストルップ・ファーンリ現代美術館)

オスロにある Astrup Fearnley Museum of Modern Art (アストルップ・ファーンリ現代美術館) 。2012年にオープンしたこの建築はレンゾ・ピアノの設計による。周りの海と調和するように船をモチーフにすることにより木材をふんだんに使用し、屋根は帆をイメージした弧を描く気持ちのいい場所。

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